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あけましておめでとうございます。
2017年も元気にQ&Aスタートしたいと思います!

お正月はどんなものをたべましたか?
おせちやお雑煮を食べつつも合間に
スパゲティやラーメンを食べたり……。
日本は食のバラエティ豊か!

さて、私たちが行くワルリの村では、ほぼほぼ毎食カレーです。
私たちがウォールアートフェスティバルやノコプロジェクトでお邪魔しているときも、
自分たちでカレーを作っていただきます。

自分たちで作るなら、日本食でもいいのでは? と思う人もいると思いますが、
あの灼熱のインドでは、体調を保つためにも
身体がスパイスを欲しているように思います。
一度、スパイスを控えめにしたトマト味のシチュー風煮込みを作ったら、
一晩ももたなくて、数時間で腐敗してしまったこともありました。
私はその時同時に体調も崩しました。
以来、やっぱりスパイスは大事なんだと悟った次第です。

つまり気候風土と食は密接に関係しているのです。
日本がバラエティ豊かでいられるのは、温暖な気候と衛生環境、
流通のおかげなのでしょう。

前回のご質問をおさらいします。
Q.玉川
大学「博物館教育論」を受講している加藤麻莉子と申します。

先日はご多忙中にもかかわらず、ウォールアートプロジェクト、わふフェスについてのご講演、誠にありがとうございました。

今回はワルリ族の衣・食・住について、授業で使う資料としていくつかお聞きしたいことがあり、メールさせて頂きました。

・衣について
ワルリ族の主な衣装や名称、特徴など。
日本でその衣装を着るために入手は可能か。

・食について
ワルリ族が食べている伝統的な料理。
ワルリのカレーの作り方。

・住について
ワルリ族の家は主に何人で、およそ何日でつくられるか。
また、大変お手数ですが、家を作る作業工程の写真などがあれば幾つか送信して頂きたいです。

A.お正月をはさみ、間があいてすみませんでした。
食についてのご質問に答えますね! 

まず、ワルリ族が食べている伝統的な料理ですが、
ワルリ族のいる村はアラビア海から近く、漁獲があります。 
何種類か、ワルリの人たちが好んで食べる魚があり、アンボーシーという、
マンゴーを干して梅干しみたいになったスパイスといっしょに臭みを消しながら
煮込み、カレーにします。
添えるのは米。ワルリ族には稲作文化が脈々と受け継がれています。
ボンビルという魚のカレーを米とまぜて手で食べると、
半端なく美味しいのです☆
(写真上がボンビルのカレーです。豆のダールカレーもいっしょにいただくことが多いです)

ワルリ族は独自の宗教を持っていて、ヒンズー教とうまく融合していますが、
ヒンズー教徒の上位階級者のようにベジタリアンということもなく、
みんなチキンや魚、エビもいただきます。
写真下はアンバリーという葉っぱとアミのような小さな小エビのカレーと
大きめのエビと干しボンビル(魚)とトマト、玉ねぎのカレーです。
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私が教わったチキンカレーは、大鍋にじゃがいも、玉ねぎ、チキン、スパイスを入れて、
野菜の水分だけで薪の火で一気に焚き上げるスタイルでした。
それはそれは美味しいのです。
先日、来日したワルリ画家マユールのカレーレシピは以下のとおりです。
nocobook2015P28-29

2015年3月にワルリ族とともに伝統的な家を建てたときの記録本「nocoのつくりかた2015」に
詳しいレシピが掲載されています。
nocobook_hyoushi
「nocoのつくりかた2015」には、
ワルリ族の村で家を建てたことから見えてきたことが、
参加者のみなさんの生の声で収録されているので、
村の文化や歴史、現在の暮らしを知る上で参考にしてください。

「nocoのつくりかた2015」
B6版 オールカラー 500円+税
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